「スペイン人夫、日本の生活に順応する」は⇒こちら
食事
夕食の時間は夫が日本式に慣れて早まりましたが、食事の内容は私自身が変わったなと思います。これに関してはスペインというより夫の故郷、中米の影響が強いです。
私が南米にボランティアに行ったとき、一つのお皿にサラダもお米もメインディッシュも全て並べてあることに、なかなか慣れることができませんでした。ドレッシングは流れてお米にかかるし、甘いバナナがお米の上にどーんと乗せられているときはテンションが下がりました。ところが夫は正反対。全て混ぜて食べたがるのです。その影響で、いつの間にか我が家ではワンプレートごはんが定着しました。
食材も変化しました。もともと、さほど食にこだわりのない私。気が付けば、夫の好みのごはんを作るようになっていました。週に何回かPlatano(バナナを揚げたもの)を添えるし、レンズ豆やトルティーヤなど、今まで全く縁のなかった食材を使うレパートリーが増えました。ここアメリカでは比較的ラテン食材が手に入りやすいので助かっています。そして、夫のスペイン愛からとにかくとにかくオリーブオイルをよく使うようになりました。
休日の過ごし方
休日の捉え方も変化しました。以前の私にとっては、「休日=気分転換をする日」でした。土日はショッピングに出かけたり、友達に会ったりして、仕事モードをオフにします。一方夫にとっては「休日=とにかく休む日」でした。何時まででも寝る、時間を気にせず昼からお酒を飲んでゲームをしてまた昼寝、といったかんじです。
付き合いだした頃は、休日のデートが少なくよく口げんかになりました。散々ごねて夕方ちょっとだけ外出し、夫の好きな家電量販店巡りをしていました。そのうち、私が「休日一緒に出かけよう」と言うのをやめました。外出したければ一人でぶらぶらできるし、最初から「週末はどこにも行かないもの」と構えるようにしたからです。
もともと私がお出かけ好きだと知っている夫は、気が向いたときに「〇〇に行ってみる?」「ランチ〇〇で食べる?」と言ってくれるようになりました。「どこにも行かない」と期待しないでおくと、これがとても嬉しいです。
休日の過ごし方については、お国柄というよりお互いのライフスタイルが異なっていたのだと思います。それぞれの過ごし方を知って徐々に歩み寄りました。
話半分で聞いておく
抽象的ですが、夫の話は「話半分」で聞くようにしています。アジア慣れしたは夫は待ち合わせ時間には細かいものの、それ以外ではラテン丸出しです。友人もスパニッシュが多いので、ディズニーランドではぐれたとき(詳しくはこちら)のように、時間通り物事が進まなかったり、急にプランが変わったりは日常茶飯事。良いように言うと、細かいことにとらわれず今を楽しんで生きているのです。
彼らの口にすることを全て真に受け、日本人的な感覚でインプットすると、「〇時っていったじゃん!」「~の計画だったじゃん!」とイライラしてしまいます。だから、はじめから、話半分でインプットするのです。
- ちょっとだけ友達のところに顔出してくるね=小一時間
- 8:00に集合=全員そろうのは8:30
- これから毎日日本語を勉強するよ=3日でやめるよ
- 秋になったら京都に行こう=秋になっても京都ヘは行かない
- いつかアメリカ横断旅行をしよう=絶対しないよ
見通しは立てない。時間を気にせずおおらかに待つ。というか、待たない。これが鉄則です。