【コロナ禍】フォトウェディング体験談~国際結婚・海外在住者~

コロナの影響で約2年に渡り結婚式を延期してきましたが、先日ついにフォトウエディングを実現しました。コロナ禍で注目の集まるフォトウェディングの概要、海外在住者へのおすすめポイントなどを紹介します。

新型コロナウイルスと結婚式

新型コロナウイルスが話題になりだした頃、国際結婚&海外在住だった私たちは、自分たちが帰国できない可能性や海外ゲストが来日できない場合を想定して、1か月後に迫っていた結婚式を延期しました。(詳しくはこちら)そこから延期に延期を重ね、遂には披露宴を諦めることに。(詳しくはこちら)約2年を経てやっと一時帰国を果たし、フォトウエディングを実現しました。先の見えないコロナとの戦いの中で、何組ものカップルさんが私たちと同じような葛藤を抱えていたことと思います。

マスク2枚

フォトウエディングとは

フォトウエディング挙式も披露宴もなしで記念撮影だけを行うプランです。フォト婚、写真婚、などと呼び方は様々ですが、コロナ禍で注目の集まる新しい形式の祝い方なのではないでしょうか。私たちは神社で和装の撮影、式場での洋装の撮影に加え、フォーマルなアルバム用のスタジオ撮影も入った超充実プランでした。これが、ほぼ半日であっという間に終了し、その手軽さと豪華さに驚きました。時間的制約も少なく、同行した家族にも負担が少なく助かりました。

一眼レフ

フォトウエディングの一番のポイントとなるのが、ゲストなしという点です。私たちの場合、当日は私の家族3人のみが参加しました。海外にいる夫の家族の来日はかないませんでしたが、家族婚(披露宴なしの挙式のみ)と同様、一番少人数でコンパクトな形になりました。もしゲストが感染したらという不安は解消され、自己責任でフレキシブルに計画していけるのは、先の見えないご時世でかなりありがたいです。

また、低コストで実現できるところも嬉しいです。挙式・披露宴がなくても、和装洋装ともに家族にお披露目し、人生の節目をしっかり記録に残せます。プロのカメラマンに十分すぎるほどの写真を撮影してもらい、支払いの際には本当にこんなに少なくていいのか…と思ってしまうほどでした。とっても豪華なフォトウエディングでしたが、当初予定していた結婚式の半額以下に収まりました。

海外在住者とフォト婚

海外在住者で日本で挙式予定の場合、一番気になるのは結婚式までに事前の帰国が何回必要かという点だと思います。通常の結婚式であれば、多くの式場が、打ち合わせや衣裳合わせとして事前の帰国を求めます。式場やプランにもよりますが、フォト婚は1回の帰国で実現できます。私たちも帰国後2週間の自主隔離があったため、前々日に来店してプランナーさんと顔合わせ後、候補の衣装をフィッティング、後はフォトウエディング当日のみの弾丸スケジュールでした。

新郎新婦足元

また、国際結婚であるがゆえ、挙式や披露宴に通訳を入れるか気にしていましたが、フォトウエディングは完全にノンバーバルでした。日本語が一切分からなくても、神社での和装撮影は海外ゲストにとても喜ばれると思います。また、神前式の流れや披露宴のスピーチなど、海外の方には理解しづらい手持ち無沙汰の時間もありません。当日はカメラマンさんがテンション高めに進行してくれるので、日本語勉強中の夫もとても楽しく過ごせました。

フォトウエディングでいただいた写真データは、披露宴で流す予定だったプロフィール動画と一緒に編集してまとめ、結婚式に参列するはずだったゲストに送りました。また、スタジオ撮影のフォーマルなアルバムと、フォトウエディングのデータをまとめた自作アルバムを作成し、家族に贈りました。夫の家族や海外ゲストもとても喜んでくれました。
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