2回目受験に向けた勉強法
前回の不合格を知ってから2回目の受験を決めたため、今回勉強期間は2.5ヶ月でした。1回目と比べると試験の概要が頭に入っているので、効率的に逆算して勉強計画を立てることができました。
前回はライティングと読解で失点が目立ちました。まずはEDELSAの公式問題集の読解問題を解きなおしましたが、だんだんと答えを覚えてきてしまったため、読解問題対策は新しい題集を追加購入して補いました。問題集によっては、読解問題の難易度が低いものもあり、油断してしまいそうになることもありました。ミスが多かったTAREAは得点率が上がるまで、2回目3回目と解きなおしました。
リスニングは付属CDを使って、繰り返しシャドーイングをしました。1回目はここまでする余裕がなかったので、回を重ねるうちに音声のスピードに慣れてきたり、反復することで単語の意味が自然と入ってきたりと効果を実感しました。
ライティングについては、TAREA2でopción1を選択すると決め、opción2を丸ごと捨てました。どう見てもデータ分析の方が得意だったからです。ライティングに関しては、1回目受験までにEDELSAの公式問題集のお題に一通りしか取り組めていなかったので、一先ずTAREA1とTAREA2のopción1を全て解きなおしました。その後、別の問題集の課題も追加して取り組みました。前回同様、Spanish Onlineを使ってネイティブの先生に添削していもらいました。ライティングを見てもらう先生も1回目受験時に決めていたので、かなりスムーズでした。
スピーキングも公式問題集の課題を一通り解き直し、別の問題集のお題を追加しました。こちらもSpanish Onlineで必ずネイティブの先生に見てもらうようにしました。問題集によっては話す時間が短くになっていたり、本番と異なる出題になっているところもあったので、「問題はこう書いてますが、本番通り~にアレンジします」と先生に伝えてチェックしてもらいました。また、1回目の受験を通じて、プレゼンや写真の説明後の追加質問が案外少ないと知ったこともあり、リスニングはTAREA1のプレゼン、TAREA2の写真の説明の部分を特訓しました。
同時進行で、Quizletを使った単語の反復練習、前回受験時のノートを使ったライティング・スピーキングの頻出表現の丸暗記も繰り返し行いました。
追加購入したDELE対策問題集
2回目受験にあたり、追加した問題集が以下の3つです。全て取り組んだのではなく、自分の苦手に合わせて用いました。
- El Cronómetro
- Dale al DELE
- Supera el DELE
El Cronómetroは知名度も高いようで、知っている先生も多くいました。私は主に読解とスピーキングの強化で使いました。読解問題は内容によっては公式問題集と同等の難易度のもの、少し読みやすいものと混在していました。また、解説がないため、どうしても納得できないところはレッスンで先生に質問しました。スピーキングは、公式問題集よりも本番での問題の提示のされ方に類似していると感じました。ただ、準備時間や話す時間が短くなっているものもあり、時間は勝手に本番に合わせて調整しました。
Dale al DELEは先生に勧めてもらい、ライティングとスピーキングで使いました。こちらもスピーキングに関しては、公式問題集よりも本番の出題のされ方に似ていると感じました。
Supera el DELEは読解とライティングのみの問題集を購入しました。読解は簡単すぎるものもあり、試験直前は公式問題集とEl Cronómetroの解きなおしに重点を置きました。ライティングは模範解答が載っているので、とり入れたい表現をチェックできました。レベルも標準的で補足的に使うのに重宝しました。
合否発表はいつごろ?
前回は2か月で結果が通知されましたが、今回は年末年始をはさんだこともあり2か月半ほどかかりました。DELE事情に詳しい先生からも、「クリスマスをはさむ場合は時間がかかるよ」と言われていたので首を長くして待っていました。
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