【スペイン語】DELE B2をマドリードで受験!出題内容と3ヶ月勉強法!

マドリードに引っ越して約半年。随分ご無沙汰だったスペイン語学習に本腰を入れるため、DELE B2(日常会話上級レベル)を受験しました。2022年7月実施試験の出題内容、試験当日の流れや3か月間の学習方法を紹介します。

スペイン語学習歴と受験のきっかけ

20代で南米のボランティア活動に参加し、スペイン語ネイティブの家族の元1年間ホームステイをしました。当時ほぼゼロに等しかったスペイン語ですが、1年経つ頃には必要最低限の日常会話はこなせるレベルになりました。帰国後DELE B1を受験し、2回目で合格しました。

スペイン語の本

マドリードに引っ越してから、以前に比べるとかなり会話に不自由していると自覚しはじめました。そこで、スペイン語レベル向上の動機づけとして、DELE B2に挑戦することにしました。これまでに、英検、西検、TOEIC、TOEFLと様々な語学試験を経験してきましたが、中でもDELEはリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4つの技能をしっかりはかる、かなり手強い試験です。まずは一度受験して様子をみようと申し込んだものの、試験まで3ヶ月。短期間集中型のテスト対策で一気に勉強しました。

3か月間の勉強法

使った教材はEDELSAの公式問題集1冊のみです。私は問題集に書き込みたくなかったので、全ページ縮小コピーしてノートに貼り、1回目を解きました。読解とリスニングは最初、1日1TAREAずつ続けられるペースではじめ、間違えた箇所の解説や単語の意味、暗記したい表現に色をつけていきました。単語は以前から使っているアプリQuizletに入れていき、同時進行で繰り返し練習しました。後半の1か月半は、時間を計って通しで解く練習をしました。また、リーディングとリスニングは問題集書き込みで2回目を解きました

ライティングとスピーキングはオンラインレッスンSpanish Onlineを活用しました。初めてオンラインレッスンを受講しましたが、チャージポイントの高い先生はやはりプロフェッショナルで、25分のレッスンでDELE受験に実用的な言い回しや、落としてはならない文法ポイントなど、ぎゅっと詰め込んで指導してくれます。

タイピング

ライティングは一度ノートに書いてみて、その後Wordファイルに打ち込みながら出てこなかった語彙や動詞の活用を調べ、自分で訂正できるところは訂正しました。その後レッスン前に先生に送り、レッスン内で添削してもらい完成させます。さらに、最後の数回は時間を計り、公式サイトからダウンロードした試験用紙にペンで清書する練習もしました。下書きをしていると80分がかなりタイトだということに気づき、あまり迷わずハイペースで書いていく練習ができました。ライティングは各TAREA 1回ずつしか解いていませんが、オンラインレッスンでかなり上達したと感じました。

一番苦手なスピーキングは、最初は言いたいことを全部ノートに書き、時間を計って一人で何度かリハーサルしてからレッスンを受けました。後半はノートに書く内容をメモ程度にとどめ、本番に近い形で練習しました。それでも準備時間20分がかなりきつく、メモはどんどん簡易化しました。最後はネイティブスピーカーの夫にも模擬試験を頼み、オンラインレッスンもフル活用して2回目を解き終えました。

また、ノートにライティングとスピーキングで使える表現を書き出し、試験直前に丸暗記しました。何度も唱えていると自然に出てくるようになるので、これも効果的でした。

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