高齢者向けのAmazonエコーショーの設定は⇒こちら
海外在住のため、新型コロナウイルスの影響でずっと帰国できていないのですが、毎日日本に住む祖母とビデオ電話をしています。無料ビデオ電話のために使っているのが、Amazonエコーショーです。高齢者見守りに役立つと実感した出来事や、エコーショー5とエコーショー8の違い、ほんのわずか使いにくさを感じるところなどを紹介します。
「海外からのビデオ電話」が祖母のピンチを救う
90歳になる祖母の家にエコーショー5を設置して以来、毎日日本の朝の時間帯にスマホのAlexaアプリからビデオ電話をしています。5分ほどの短い会話ですが、確実に繋がりお互いの顔を見て話せるのでとても便利です。そして、これが祖母の命を救うことになりました。
ある朝いつも通りコールをすると、いつも電気がついているはずの部屋が真っ暗。ぞっとしました。すると暗闇から「調子が悪くて寝ている」「誰かに来てもらいたい」と弱々しい祖母の声がしました。祖母は脱水症状で固定電話のある位置まで移動できず、私のコールを待っていました。すぐに近くに住む親族が駆け付け救急車を呼んでもらい、一件落着しました。
エコーショーはいつでもコールでき、祖母は何も操作せずに応答できます。後日元気になった祖母は「本当に焦っていると誰に電話をしたらいいかわからなかった」と話してくれました。エコーショーを設置しておいて本当によかったです。改めて、エコーショーはパソコンや携帯電話を使いこなせない高齢者の見守りに最適だと感じました。
エコーショー5と8の違い
実は、祖母宅に便乗して実家にもエコーショー8を設置しました。エコーショー5よりも一回り大きく、カメラの解像度が上がって映像がとってもクリアです。自動フレーミング機能もあり、話している人が移動すると画面の中心にうつるように追いかけてくれます。
2台使いの場合、エコーショー同士の通話、Alexaアプリ・エコーショー2台でのグループ通話も可能です。「アレクサ、〇〇に電話」と指示するとつながります。もちろん、エコーショーからAlexaアプリの入ったスマホにコールすることもできます。
使いにくいところ
Alexaアプリで通話をする際の唯一の欠点が音量です。スマホの最大音量で通話しても、エコーショーで話している相手の声は少し小さめに聞こえます。LINE通話と比べるとかなり差があり、特に相手が高齢者の場合は、近くに座って話すよう伝えたり、パソコン版アプリでイヤホンを使ったりと工夫する必要があります。エコーショー側はしっかり聞こえているので、逆に近所迷惑にならないように少し音量を下げています。
また、エコーショーから、紐づけているAmazonアカウントを操作できる点にも気を付けています。以前Amazon Prime Musicのトライアルが勝手にスタートしていたことがありました。おそらく、祖母の家に出入りする親戚の子供たちが、エコーショーで音楽を流す際にトライアルに申し込んでしまったのではないかと思います。Alexaアプリは検索履歴が見れるので、2つのエコーショー端末でどんな「アクティビティ」があったのか時々チェックするようにしてします。
前回のポストには、日本のご家族とのビデオ電話にエコーショーを使いたいという海外在住者さんからたくさんコメントをいただきました。同じ用途でAmazonエコーショーを使っている方がいて、なんだかうれしいです。高齢者見守りやオンライン帰省にもとっても便利なエコーショー。これからますますバージョンアップしていくのが楽しみです。
Amazonエコーショー設置方法については⇒こちら