アメリカO3ビザ申請、米国大使館で面接!当日の流れや面接内容は?

 O3ビザ申請のため、東京のアメリカ大使館に面接予約を取りました。前日から東京入りして、準備万端で面接に臨みました。米国大使館の様子や面接の内容を当日の流れに沿って紹介します。

これまでの様子はこちら⇒アメリカO3ビザ申請

①米国大使館に到着

 当日の予約は朝9時半。15分ほど前には大使館に到着し、空港のような荷物チェックをして中に通されました。すでに20人ほどの人が並んでおり、クリアファイルに、表面はDS-160パスポート、裏面は面接予約表、間に残りの書類を挟んで準備するよう指示されました。英語がペラペラの頭の回転が速いお姉さんたちが、どんどん書類をチェックし、受付番号を渡しながら裁いていました。

②受付

 さらにセキュリティーゲートをくぐり、重い扉を押し開けて中に入ると、老若男女、外国の方から学生さんまでごった返している領事部の待合室に到着しました。一番左の窓口が受付でした。列に並んで順番を待ちます。しばらくすると私の番になり、受付でクリアファイルを提出しました。「受付番号で呼ばれますのでお待ちください。」と言われましたが…そこからが長かったです。

③面接までの待ち時間

 ざっと見て50脚ほどあったと思いますが、椅子は全て埋まっていました。通路にも所狭しと人が立っており、私も縮こまって、モニターがかろうじて見える位置で待つしかありませんでした。といっても、モニターに映し出される受付番号が、自分の受付番号に近づくまで50分ほどかかりました。携帯電話は使えたので、夫と連絡を取りながら、立ちっぱなしで待つこと1時間強自販機トイレもありますが、とにかく人の密度が高く、混雑した病院の待合室のようにピリピリしていました。

④面接

 やっと受付番号が表示され、今度は真ん中のカウンターで両手の指紋を取りました。日本語が片言で話せる、穏やかな金髪のおばさまでした。ちょうどものすごく手の皮膚が荒れていたのですが、問題なく指紋を採取できました。そこから右側の窓口に通され、いよいよ面接です。スペイン大使のサンタクロースに続き、ここでも同一人物かと思うほどのサンタクロースでした!優しそうな人で安心しました。

サンタサンタ
「(例)ゴメスロドリゲス サクラ 」
Sakura
「Yes」
サンタサンタ
「旦那さんは日本人じゃないよね?」
Sakura
「スペイン人です。」
サンタサンタ
「そうでしょう。日本の名前じゃないってわかったよ。ほっほっほ」
「旦那さんは何の仕事をしているの?」
Sakura
「〇〇の仕事をしていて、××という会社で働いています。」
サンタサンタ
「(書類をチェックしながら)あ~なるほどね。」
「最近結婚したばかりなの?」
Sakura
「そうです〇月×日に、私の地元で。」
サンタサンタ
「日本で出会ったの?」
Sakura
「そうです。1年ほど前に彼が日本で働いていた時に出会いました。」
サンタサンタ
「そうなんだね~。…OK!ビザは送られてくるよ。」
Sakura
「え?!終わり?!?!」
サンタサンタ
「うん、終わりだよ!」

 こんな感じで面接はあっという間に終了しました。日本人らしからぬ激しいジェスチャーで聞き返してしまうほど、あっけない終わり方でした。私のサバイバル英語でもなんとかなる程度の面接でよかったのです。ただ、面接が終わった開放感から「ビザ付きパスポートがいつ頃どのようにして送られてくるか」をしっかり確認しなかったことをその後後悔しました。「一週間ほどで送られてくる」というホームページの情報が頼りでしたが、結果全くその通りでした。

⑤面接後

 面接後の流れについては、特に説明書きを指示されることはありませんでした。待ち時間のわりに面接があっけなかったので拍子抜けしていると、面接終わった人はどんどん出口に案内されてしまいます。不安な方は面接の最後に口頭で質問したほうがいいです。

 隣の窓口で面接をしていた方は「学生ビザ」の申請でした。私よりもずっと多く、厳しめに質問されていました。私の配偶者ビザは就労資格がないので、その分ゆるかったのかもしれません。こうして無事にアメリカへ移住するためのビザ申請が終わりました。
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