アメリカでダニを撃退!おすすめのダニスプレーやマットレスカバー!

 アメリカで初めての夏。こっちは蚊が少なくていいな~なんて思ってたら、ある日急に虫刺されを発見しました。その日はずっと家にいたのに、どこで??しかもめっちゃ痒くなってきた!!!散々ネットでグロテスクな写真を閲覧し、正体は家にいるダニ「ツメダニ」ではないかと推定しました。どこにいるか分からない恐怖感と戦いながら、一日にして壊滅状態まで追いやった方法を紹介します。

アメリカにもダニが存在?!

 高温多湿の日本では、梅雨ごろの布団が干せない時期にダニの被害にあうことがあります。蚊に刺されるのとはまた別で、どこに潜んでいるか分からない、またいつ刺されるか分からない恐怖感があります。 アメリカに来てみると、とにかく空気が乾燥していて雨の日も少なく、カラっとした晴れの日が多いです。しかし、そんなアメリカでも夏場の気温が高くなる時期にダニが発生することがあるようです。

刺され方の特徴

 家で刺されたならば、「ツメダニ」か「イエダニ」の確率が高いです。その日は全く外に出なかったこともあり、蚊ではないと断定。「ツメダニ」にさされた場合、

  • 刺されてから数時間後に痒くなる
  • 皮膚の柔らかいところを刺される
  • 至近距離で数か所まとめて刺される
  • 数時間痒みがあるが何日も長引くことはない

などの特徴がありあす。…全て当てはまりました(泣)

一方の「イエダニ」は、

  • 鳥やネズミが持ってくる
  • 刺された箇所が水疱瘡のようにしこりになる
  • 数日間痒みが続く

などの特徴があるらしく、私の症状とは異なりました。

ツメダニの潜伏場所

 そうなってくると、疑いがかかるのはベッドカーペット。刺された場所や時間から、ソファではなさそうでした。それにしても、2週ペースでシーツは洗濯しているし、カーペットも毎週掃除機をかけています。目には見えない「ツメダニ」が、一体いつから隠れていたことやら…。日本から持ってきたかゆみ止めを塗りながら、部屋を見渡し決めました。一匹残らず退治してやる!

ダニ撃退の初期対応

①洗えるものは全て洗う

 週末に洗濯したばかりでしたが再度ベッドシーツを全て洗濯しました。掛け布団も表示を確認して洗濯。なんでも、ダニは高温の乾燥機に弱いらしいので、「くらえ~!」と思いながら乾燥機にかけました。

②ダニスプレーを散布

 近所のスーパーで$10ちょいのベッドバグ用スプレーを発見し、即買いしました。アメリカではベッドのダニ=bed bagです。説明書きにはカーペットにも使えるとありました。

ダニスプレー

 家に戻って一度掃除機をかけ、窓を開け放って準備完了。ベッドマットレス、カーペット、ソファ、全てにスプレーをシューシューしました。強烈なにおいがするのかと思いきや、そうでもなく、スプレー直後は白い粉末が見えるが次第に吸い込まれていく感じでした。

③マットレスカバーを使う

 布団の下に敷いて使う「ダニシート」や、部屋ごと殺虫する「バルサン」のような商品はアメリカでは手に入りにくいです。代わりに定番なのが「マットレスカバー」。防虫・防水の加工がなされているものが多く、ペットや小さなお子さんがいる家庭では、洗えないマットレスを守るための必須の品です。これを機に我が家にも導入しました。

ベッドメイキングをしない

 これは以前途上国にボランティアに行っていた際、日本人の友人からアドバイスされたこと。現地では、蚊やそれに伴うアレルギー、得体のしれない虫刺されに苦しみましたが、ベッドは起きた後、掛け布団をめくって風通しを良くするといいと助言されたのです。確かに、朝起きてすぐベッドメイキングをしてしまうと、体温や湿気は全て布団とマットレスに吸収されてしまう気がします。アメリカでもこの日を機に朝起きたらベッドから一番近い窓を開けて掛け布団をめくり、風通しを良くするように心がけました。

掃除機を見直す

 専業主婦になってから、これまで以上に掃除はしてきたつもりです。つくづく感じてきたのは、アメリカの掃除機は質が悪いということです。我が家のクリーナーは小型のハンディータイプで、カーペット全体を掃除するには、吸引力が全く足りませんでした

掃除機

 そこでこの巨大な掃除機をAmazonで購入。元値$70くらいですが割引セールの時にゲットしました。重くて小回りがきかず、音のわりに吸い込んでない気がしますが、以前のものに比べればずっとましです。いつかダイソンさんに手が届けば嬉しいです。

 1日ダニ退治をしまくった結果、それっきり家の中で虫に刺されることはなくなりました。ダニは皮膚の弱いところを狙うらしく、今回私は5か所、夫は全く刺されませんでした。男性の皮膚のが分厚いのでしょうか。一人だけノイローゼ気味にダニと戦いましたが、その後続けて刺されずに本当に良かったです。アメリカでも気温の高いうちは気を付けようと決めた一件でした。
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