【マドリード】ソロージャ美術館(Museo Sorolla)に行ってきた!

マドリードの人気美術館の一つ、ソロージャ美術館に行ってきました。光の画家ホアキン・ソロージャの絵画に癒される、コンパクトな館内と美しい庭園を紹介します。

ソロージャ美術館とは

印象派の画家ホアキン・ソロージャの作品を展示するMuseo Sorolla(ソロージャ美術館)は、マドリードでも人気のチャンベリ地区に位置しています。近くに見て回れる観光スポットはないものの、トリップアドバイザーのマドリード観光地ベスト20にもランクインする人気の美術館です。1200点に及ぶ彼の作品のみでなく、彫刻や陶磁器のコレクション、そのまま保管されたアトリエも一見の価値があります。入場料は€3ととってもお得です。

ソロージャ美術館展示

見どころ

光の画家と呼ばれたソロージャの肖像画や風景画は、穏やかで癒される作品が多いです。中でもバレンシア出身の彼の描くは圧巻。水面に反射する太陽の光や、透き通った海水がとてもリアルです。これぞスペインという眩しい光に包まれた明るい作品が多く、とっても癒されます。ソロージャについて予備知識がなくても十分に楽しめると思います。

ホアキンソロージャ

実際にソロージャが家族と住んでいた自宅兼アトリエがそのまま美術館になっているため、趣のある館内に足を踏み入れるとまるでタイムスリップしたような気分にさせられます。美しい奥さんやかわいい子ども達が描かれている作品もあり、彼の過ごした幸せな日々を垣間見れます。また、三大美術館(詳しくはこちら)と比べるとかなりコンパクトで気軽に見て回れる美術館です。その小規模さから、アート好きのスペイン人にはうってつけのデートスポットなんだとか。

ソロージャ美術館内部

庭園

ソロージャ美術館庭

噴水のある庭園は館内で展示されている絵画にも登場します。晴れた日の午後訪れると、木漏れ日が差し込んだ美しい庭園に、ついついシャッターを切りたくなるはず。私が訪れた日は感染対策で入場制限がかかっていましたが、さほど混雑することなく落ち着いた雰囲気の中で散策できました。

ソロージャ美術館階段

マドリードのソロージャ美術館を紹介しました。個人的にはマドリードで訪れた観光地の中でも、5本の指に入るぐらい癒された美しい美術館でした。マドリードを訪れた際には是非足を運んでみてください!
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