ここまでのごたごたは⇒「【国際結婚】プロポーズを催促した話」
プロポーズの舞台
私たちのプロポーズ舞台はロサンゼルスの観光名所グリフィス天文台でした。その日は前日と打って変わっていいお天気で素晴らしい見晴らしでした。「家で」「レストランで」「思い出の場所で」と、プロポーズの舞台はどこにでもなりえます。でも、一生思い出に残る場所になるということは確か。景色のいい場所はそれだけで映えます。
夫のプロポーズ
「実は渡したいものがあってさ…」と夫がソワソワ取り出したのは手作りプロミスリング。指輪なしのプロポーズが想像できなかった夫は、得意の工作でオリジナルリングを用意していました。「日本で本物の指輪と交換できます」と律儀に説明書が添えてある、良くできた紙工作でした。「器用だなぁ」と普通に感心する私に、「結婚してくれますか?」と夫。一発ギャグのような夫らしいプロポーズでした。笑いながらハグをしました。(本物の指輪に交換にした話はこちら)
私のプロポーズ
それから私からも気持ちを伝えました。前日に紙に書いて、律儀に暗記してきた言葉です。結婚に大事なのは“タイミング、フィーリング、ハプニング”とよく言いますが、私にとって夫との結婚は、フィーリングが大きかったです。“夫と一緒に過ごす未来は、きっとすっごくハッピー”というところをしっかり言葉にして、「結婚してくれる?」と私からも尋ねました。夫も嬉しそ~うに頷きながらハグをしました。
プロポーズを催促してみて
プロポーズを催促後悶々とする気持ちもありましたが、結果から言うと私たちのプロポーズはシンプルで安上がりながら、一生忘れない素敵な思い出になりました。もしもあの時、自分の気持ちを伝えずプロポーズなしで結婚していたら、私の人生にプロポーズはなかったとことあるごとに感じていたと思います。ドラマや映画でプロポーズのシーンを見て、羨ましいと感じいていたはずです。
「外国人のフィアンセだし、待っていたらロマンチックなプロポーズを準備してくれているだろう」という待ちの姿勢は、我が夫には通用しませんでした。結婚前に、プロポーズが原因で険悪になってしまうと元も子もありませんが、私はプロポーズを催促したことで、お互いのの気持ちを再確認することができました。