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日本で国際結婚をする際に提出する婚姻届。相手が外国籍の場合はいろいろと記入方法が違います。また、提出する市区町村によっても、求められる記載方法が異なります。スペイン人夫と私の経験をもとに、国際結婚の場合の婚姻届の書き方を紹介します。細かい部分は提出先の役所に確認をとるのが一番なので、あくまで参考としてご覧ください。
①氏名(夫になる人)
『(例)ゴメス ロドリゲス, アルフォンソ アントニオ 』というように、カタカナで氏名を分けて記載します。スペイン国籍の場合は婚姻具備証明の訳文、外国籍の場合はパスポートと表記が一致していなければなりません。
②住所
在留カードがある場合は記載されている現住所です。わが夫は婚姻届提出時、アメリカに転勤していました。そのため、『アメリカ合衆国』と記入しました。国外在住の場合は国名だけを記載します。
③本籍
『スペイン』と、パスポート記載の国籍をカタカナで記入します。
④父母の氏名
『ゴメス フェルナンド, フアン パブロ』『ロドリゲス アロンソ, マリア』というように氏名の間にカンマを入れてカタカナで書きます。
⑤婚姻後の夫婦の氏、新しい本籍
どちらかの本籍が新本籍となります。私たちの場合は、婚姻届提出時に日本に住んでいるのが私だけだったので、必然的に私の実家の本籍となりました。(⇒詳しくは婚姻届の提出と戸籍について)
⑥届出人(署名押印)
この記載方法も①と同様に、パスポートと一致させます。スペイン人の場合は婚姻具備証明書の約分とも一致させます。カタカナで記入し、印のところは記入なしでOKでした。
⑦証人
日本在住の外国籍の友人が記入する場合、署名はカタカナで氏名をカンマで区切って記載、住所は在留カード記載の通り、本籍は国籍をカタカナで記入します。私たちは日本に住んでいる夫のスペイン人の友人に書いてもらいました。
間違えられては困るので、私が鉛筆で下書きをして、夫にペンでなぞってもらう方法をとりました。証人のスペイン人の友達にも、同様に先に記入する内容を確認して下書きし、本人の手で清書してもらいました。婚姻届を記入するだけでなんだか緊張感がありました。
提出当日の様子は⇒『実家挨拶&日本の役所で婚姻届を提出!』へ
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