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国際結婚、どこで結婚式をするか
国際結婚&海外移住した私たちですが、まずどこで式を挙げるかで悩みました。
- アメリカ(現在の私達の居住地)
- 日本(私の母国)
- スペイン(夫の母国)
- 日本とスペイン両方
最初に現在私達が住んでいるアメリカに両方の親族を招き、式を挙げることができないか考えてみました。一先ず英語でネット検索。思ったより情報を集めにくく、私たちの思い描いているものからかけ離れた式場ばかり出てきました。また、親族の旅費を考えると「スペイン―アメリカ」&「日本―アメリカ」とダブルでかかってしまいます。
ならば、日本かスペイン、もしくはお互いの国で2回挙式です。決め手になったのは「親族が長旅ができるか」と「誰が中心となって準備するか」です。お互いの親族を比べると、年齢や健康上の問題でより長旅が厳しいのは私の親族でした。スペインだと参列できない親族が出てしまいます。夫の親族は高齢者もいますが、まだ動けます。また、これまでの国際結婚のプロセスやビザ申請をみても、事務手続きは全て私が中心でした。どうみたって結婚式準備も私が中心でことが進むはず。私が母国語でやりとりできる日本の方が進めやすいです。そのうち、日本のブライダルサイトを見ていた夫が「“侍スタイル”(神前式)をしたい」と言い出しました。こうして、夫の親族をスペインから招き、日本で結婚式をすることに決まりました。
日本で外国人ゲストを招いて挙式、日取りは?
次に日取りを考えました。ここで鍵となったは「桜」と「オリンピック」でした。夫の家族が全員揃って私の国へ来るのは、これが最初で最後かもしれません。気候がよく、日本らしさが感じられるステイにしてほしいという思いがありました。必然的に「桜」の季節が候補に挙がりました。また、「2020オリンピックにより国際線の値段が上がるらしい」との情報から、できるだけ早い方がいいと判断しました。時期は2020年、桜が咲くころに決まりました。
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見学なし!海外から式場探し
次に、実際にインターネットで情報を集め、気になるプランやエージェントにメールで問い合わせました。比較ポイントにしたのは
- 小規模で神前式&披露宴ができるか
- 費用(親族の航空券を負担するので、できるだけ抑えたい)
- 以前にも国際結婚を扱ったことがあるか
- 事前帰国が何回必要か
特に、事前帰国の回数は、航空券の費用や夫の仕事を考えると重要でした。
「見学なしでの申し込みができない」と初回の問い合わせの時点で断られたところもありました。また、「前もって最低3回は帰国してください」という無茶ぶりをさらっとしてくる式場もありました。あまりにも海外在住者の実態とかけ離れていて、その時点で候補から外れていきました。
いくつかに候補が絞られた時点で、「スカイプ面談で詳しい質問をしたい」と相談してみました。日本にいたら、2人で見学に行って、式場の方と顔を合わせてじっくり検討してから申し込みをします。顔も見えない相手に、全てを託し、申込金を振り込むことに抵抗がありました。
そうしているうちに、早い段階で見積もりを出し、申込に先立ってスカイプで面談をしてくれた式場がありました。事前帰国も「最低2日前もって帰国すれば大丈夫」と太っ腹です。動画サイトで式場の様子を確認、グーグルマップで周辺エリアを確認、ブライダルサイトの口コミも隅から隅まで読みました。もちろん、良い口コミも悪い口コミも全て目を通しました。その上で、この式場が私たちに一番合っているという結論に至りました。こうして無事、遠隔での式場探しが終了しました。
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