日本でスペイン人と国際結婚!戸籍、婚姻届提出先、新本籍地!

国際結婚の婚姻届け記入方法は⇒こちら
 国際結婚の第一段階がようやく終わりました。スペイン大使館に『婚姻具備証明申請』の必要書類を提出し、やっと一息。そこでスペイン人のフィアンセと役所に婚姻届の用紙をもらいに行きました。外国人と結婚する場合の戸籍、婚姻届の提出先、新本籍地について説明します!

外国人と結婚する場合の戸籍

新郎新婦足元 日本人女性が外国籍の男性と結婚する場合、日本人女性を筆頭に新しい戸籍ができます外国籍のパートナーは戸籍には含まれず、名前や国籍などが新しい戸籍に記載されるだけです。戸籍制度は世界的に見てもとても珍しいそうで、この事実に気を悪くする外国人もいるらしいです。後々「差別だ!」と外国籍フィアンセが気を悪くしてしまわないよう、日本人パートナーが事前にきちんと説明しておいた方がいいようです。同じ理由で、相手が外国人だと『入籍』はできません。だから結婚の報告も、厳密に言うと「入籍しました」ではなく婚姻届を提出しましたになります。

婚姻後の新本籍地

婚姻届と指輪 「婚姻後の新本籍地は、基本的にこれから一緒に住む場所」と役所で説明をされました。私たちの場合は、結婚後アメリカへ移住することが決まっていました。役所の人に状況を説明して、私の本籍地である実家(現住所)を書くことになりました。

婚姻届の提出先

窓口 現本籍地もしくは新本籍地、あるいは現在住んでいる場所の役所でないと婚姻届は提出できません相手が外国人であれば、日本人側の現本籍地か、どちらかの住んでいる場所か、これから同棲する新本籍地になります。私たちの場合、夫の在留資格はアメリカに行く際失効していたので、もう日本に住所はありませんでした。私は地元に住民票を移していたため、私の現本籍地(=現在居候中の実家)で婚姻届を提出することになりました。

 また、婚姻届提出時、在留資格が失効している夫の身分証としてパスポートが必要ということも判明。つまり、アメリカ在住の夫が私の地元まで足を運ばなくては婚姻届けを提出できないという状況でした。(後日談は⇒『実家挨拶&日本の役所で婚姻届を提出』)

 それにしても日本の役所の人たちはとっても親切で、一つずつ丁寧に説明してくれました。安心して事務手続きを進められました。念押しされたのは、「相手の出身国にもよるが、予告なく急に婚姻届を出されても書類や訳文の確認に時間がかかるので、事前に知らせて下さい」ということでした。実際に外国人との婚姻届提出日に受理されなかったという人もいたそうです。国際結婚は相手の出身国により提出書類やその書式が異なるので、日本の役所も入念にチェックする必要があるようです。
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