アメリカのTV&ネット事情
アメリカでは日本のアパートのように、ケーブルを差せばテレビが見られるわけではありません。インターネット会社と個別で契約を結びます。なぜだか携帯の電波が微弱なうちのアパートでは、敷地内に入ると携帯もつながりにくくなり、ネット環境は最悪でした。やっと外の世界とつながります!
アメリカのネット開通工事
「契約してあげるけど、工事の立ち合いはお願いね」と夫に留守番を任されました。ザ・アメリカンなおっちゃんが定刻に現れました。うちでは、室内は日本式で靴を脱いであがるので、お願いすると靴の上から履ける衛生用の布ブーツを使ってくれました。英語を上手く聞き取れず、いろいろ聞き返してしまいましたが、優しいおっちゃんでした。
アメリカの適当なネット契約
世間話をしながら壁の穴を覗いていたおっちゃんは、「もともと6本あるはずのケーブルが、切られていて4つしかない。」と言い出しました。しかも「そのうち3本は隣の部屋が使ってるっぽい」と。え、そんなことある?!
一先ず夫に電話し、ネットの速度やケーブルの配線の仕方を相談。ネット関連に強い夫は「もともと契約時に聞いていた速度と違う」と、電話越しに交渉してくれました。作業をすること約1時間。「いつもの話だ」とおじちゃんがバンバン音を立てながら、壁にホッチキスのようなものでコードを這わせていくので気が気ではなかったです。日本の賃貸だと絶対敷金を取られるパターンですが、おっちゃん曰くアメリカは基本模様替えOKなので大丈夫だそうです。ついにTVとネットが同時に開通しました!ありがとうおっちゃん!
アメリカのテレビ番組
アメリカのテレビはとにかくチャンネル数が多いため、全局回すのにとても時間がかかります。よく見るチャンネルをお気に入りに登録しそこから呼び出すスタイルです。驚いたのはスペイン語のチャンネルの多さ。(⇒スペイン語おすすめ番組はこちら)おっちゃんに字幕の表示の仕方もしっかり聞いたので、知らない単語を携帯にメモしながら見たら、語彙数も増やせそうです。(関連記事;グーグル翻訳から単語カードを作成するアプリについて)
字幕についてはここで一つ小さな壁がありました。多くのチャンネルで字幕が大文字だけで表示されるのです。ザ・日本人の私は、文頭以外は小文字で英語を学んできたせいか、すべて大文字で字幕が出ると、読むのに時間がかかってしまいます。読めるけれど、スピードが速い時はに追い付けません。この感覚はスペイン人の夫には伝わらず、不思議がられました。小文字表記の字幕が表示される、自分にとってベストな番組をお気に入りに登録しています。