ボカディージョ・デ・ハモン
私のおすすめ暫定第一位はBocadillo de jamon(ボカディージョ・デ・ハモン)です。イベリコ豚のハムをバゲットに挟んだだけのシンプルなサンドイッチですが、これがめちゃくちゃ美味しいです。だいたいどこでも食べることのできるスペインの定番軽食ですが、たくさんハムがぶら下がっているハム屋さんのものがおすすめです。場所によりますがお値段もお財布にやさしく、満足度の高いグルメです。
同じイベリコ豚のハムをサンミゲル市場でもいただきました。細かく削ったタイプでおつまみ感覚でパクパクいけちゃいます。口の中でとろける高級感はさすがイベリコ様。ただしこちらは少々お値段高めでした。
トスタダス・デ・パン・コン・トマテ
朝早くからオープンしている地元のバルは、仕事前に立ち寄る方たちで賑わい、何だか趣があります。カウンターで一服していく方もいれば、ゆっくり腰かけて会話を楽しみながらモーニングタイムを過ごしている方も。クロワッサンやチュロスなども美味しいですが、私のおすすめはTostadas de pan con tomate(トスタダス・デ・パン・コン・トマテ)。お店によってはBarritas de pan con tomate(バリータス・デ・パン・コン・トマテ)と表記されている場所もあります。サクサクのバゲットにオリーブオイル、お店ごとにアレンジの違うトマトソースをかけていただきます。シンプルだけど美味しい定番朝ごはんです。
カチョポ
スペイン人夫の家族がスペイン北部のアストゥリアス地方の料理を扱うレストランに連れていってくれました。Fabada(ファバダ)やFrito de Pixin(フリート・デ・ピチン)などたらふくいただきましたが、中でもおお!っと思ったのがCachopo(カチョポ)です。牛肉で生ハムとチーズを挟んだカツレツです。サクサクジューシーで病みつきになります。
マンチェゴチーズ
好き嫌いが分かれそうなのがQueso Manchego(ケソ・マンチェゴ)です。おつまみの感覚で薄くスライスしてそのままいただけます。お土産にも最適ですが、香りが強くカビも発生しやすいので小さいサイズをおすすめします。以前私もスペイン土産で巨大なマンチェゴチーズをいただいたことがありますが、いただいてすぐよりも少し時間が経った方が美味しいです。
チュロス
揚げたてのチュロスをチョコレートにディップしていただくChocolate con churros(チョコラテ・コン・チュロス)がスペイン流です。特に冷え込むマドリードの冬にふと食べたくなる軽食です。(有名店「チョコラテリア・サン・ヒネス」については⇒こちら!)
カフェ・ボンボン
あま~い飲み物で温まりたい方にはCafé bombón(カフェ・ボンボン)がおすすめ。スペイン語では恋人のことをbombón(ボンボン)と呼ぶことがあるんだとか。あまーーーいっ!その名の通り混ぜていただく甘党向けのコーヒーです。バルごとにも異なりますが、私が試したCafé bombónは底にこってり練乳が入っており、混ぜるとがっつり甘いラテになりました。マドリードの冬、体が冷えているときに飲むとホッとします。
レモンビール
ビールが苦手な私ですが、スペインで初めて美味しいと感じるビールに出会いました。Cerveza clara con limón(セルベサ・クララ・コン・リモン)はレモネードのように飲みやすいビールです。料理にも合いやすく、あまり飲めない人でもあっという間に一杯あけてしまえるビールです。
フレッシュジュース
オレンジのフレッシュジュースもおすすめです。スペインのスーパーやコンビニで見かけるこのマシン。搾りたての100%果汁のフレッシュジュースが作れてしまう優れものです。スペインに旅行することがあれば、是非一度は試してほしいドリンクです。
おすすめのスペイン土産は⇒こちら