スペイン人と国際結婚!出生証明とRegistro Civil!効率的な書類申請は?

  国際結婚に向けて、スペイン大使館に提出する書類を各国から取り寄せましたち。 スペイン人夫の出生証明を除き、全ての書類が揃いました。しかし、そこからが長かったです。母国、スペイン、日本、それぞれの大使館・領事館に問い合わせ、やっとたどり着いたRegistro Civilとのやりとりを回想します。

Registro Civilとは

 Registro Civil(レヒストゥロ・シヴィル途中でスペイン国籍を取得した人が、出生証明や婚姻証明書を取り寄せる際にコンタクトする機関です。必要書類の申請自体は、ネット申請、クレジットカード払い、と第一印象は非常にスムーズに感じらるのですが…

ネット申請後、連絡がとれない

コーヒーカップとタブレット ネット申請から1か月、音沙汰なし。1か月半、やっぱり音沙汰なし。ネット上には「受理中」とだけ表示され、一向に進展が見られません。問い合わせ先にメールを送っても、自動返信すらないです。義兄弟にお願いしてスペイン国内から電話をかけてもらいましたが、繋がりませんでした。そうこうするうちに、ついに夫がアメリカへ出発する日が来てしまいました。

Registro Civilへ直談判

窓口 この状況を一気に変えたのが何と…夫のパワフルママでした‼(ママについてはこちら)実家で夫の兄弟が「Registro Civil が電話に出ないんだ」と話したところ、「知り合いがいるから、私が直接行って出生証明をもらってきてあげるわ」と一言。まさに救世主でした。

急ぎで出生証明がほしいとき

 結局ママがRegistro Civilに足を運んでくれて、なんとその日中に出生証明が発行されました。国際郵便で日本に送ってもらい、やっと解決。ママが動いてくれなかったら、どうにもならなかったです。Registro Civilから急ぎで書類を発行してほしい場合は、スペイン国内にいる人に助けてもらった方がはやいです。

オンライン申請にかかる時間

砂時計 ちなみにオンラインで申請した出生証明は3か月半経ってやっと発行されました。送り先に指定していた住所から既に引っ越しており、放っておきました。すると忘れたころに実家に転送されてきました。ネット申請料は水の泡です。時間に余裕のない人には、Registro Civilのオンライン申請はおすすめできません

 このRegistro Civilに足止めをくらうこと、2か月。最初の計画より大幅に遅れながら、大使館面接に向けて、やっと全ての書類が揃いました。しかし、「証明書は提出時発効日より90日であること」というルールにより、もう一度全部の書類を取り直す羽目になるのです。ちなみにこの90日は“提出時カウント”だそう。当時の私は躍起になって、それぞれの書類の有効期限を指折り数えていました。今考えればノイローゼそのものです。笑
スポンサーリンク