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三大美術館の共通チケットと無料入場
30ユーロで3つの美術館を網羅するPaseo del Arte(パセオ・デル・アルテ)カード。購入から1年間有効で、各美術館の入場料が20%オフになります。3つの美術館をどれもじっくり鑑賞したい方にお勧めです。
「とりあえず訪れてみたい」程度であれば、夕方~夜間の無料入場が一番お得です。ただ、それぞれの閉館日や無料開放時間が異なるので、下調べ必須です。
ティッセン=ボルネミッサ美術館
プラド美術館からほど近いMuseo de Arte Thyssen-Bornemisza。ティッセン=ボルネミッサ男爵とその息子が買い集めた個人コレクションを展示しています。なんでもこのティッセン男爵、エリザベス女王に次ぐ世界第2位の収集家と言われているそうです。それもそのはず。レンブラント、モネ、ルノワール、ドガ、ゴッホと、美術の教科書級の有名画家の作品がずらりと並びます。月曜日は休館、一般入場は12ユーロです。常設展だけであれば月曜日の正午から午後4時が無料入場可能です。三大美術館のなかでは公式ホームページが一番分かりづらいです。
ソフィア王妃芸術センター
ピカソの『ゲルニカ』が有名なMuseo Nacional Centro de Arte Reina Sofía (MNCARS)。他の2つの美術館、ティッセン、プラドからは少し離れていますが、アトーチャ駅から徒歩圏内でアクセスは良いです。こちらはピカソ、ミロ、ダリの3大巨匠の作品をはじめ、現代美術が充実しています。基本的に火曜日が休館、一般入場はネット購入で8ユーロです。月曜日と水曜日から土曜日の午後7時から午後9時、日曜日の午後1時半から午後7時が無料入場可能時間と、こちらは結構気前が良いです。
プラド美術館
三大美術館の中でも一番有名といえるMuseo del Prado。かなり広いのでじっくり鑑賞したい方は半日~一日見ておいたほうが良い美術館です。一般入場は15ユーロ。こちらは月曜日から土曜日の午後6時から午後8時、日曜日の午後5時から午後7時が無料入場可能時間です。
実際に夜訪れてみると、チケット売り場で無料券を配布していました。通常の入り口ではなく裏手から入場します。日中より人も少なめでスムーズに鑑賞できますが、もちろんじっくり見ていると回り切れません。プラド美術館で絶対に欠かせないのがベラスケスです。地図を見ながら気になる作品がある部屋へ直行しましょう。閉館の10分前には厳しめの係員さんが有無を言わさず出口に向かうよう指示し始めるので注意が必要です。