スペインで妊娠・出産~赤ちゃんの肌着・ベビー服について~

スペインで出産し、子育て中の日本人です。今回はスペインのベビー服事情を紹介します。肌着やベビー服の種類、使い勝手、頂き物であまり着なかったもの、おすすめの購入先などを紹介します。

スペインと日本のベビー服

肌着

出産に向けてベビー服を買いそろえる際、ベビー服の種類の多さに驚きました。形や呼び名が多数あり、複雑だと感じました。

ベビー服

日本で主流の、短肌着、長肌着はスペインにはなく、下着は半袖・長袖のボディが主流です。定番のUNIQLOもスペインではボディタイプのみ取り扱っているようです。日本から送ってもらったコンビ肌着は風通しがよく夏場重宝しました。

ベビー服

スペインで売られているベビー服は、足まで覆われるカバーオールが主流です。寝るときは手のひらや足の裏で体温調整をしているそうなので覆いたくないのですが、秋・冬は足先まで覆われるタイプが多めでした。また、日本の2WAYオールは存在しないのか「見たことがないわ~」とこちらでは珍しがられました。新生児期から長く使うことができるので一番よく使っていました。

出産前からとにかくベビー服をプレゼントしてもらうことが多かったのですが、後先を考えないスペイン人ならではななのか月齢と季節が合ってない贈り物が多く、残念ながら着られないので返品したこともありました。また、新生児期から締め付けの強いセパレートタイプの服をもらったり、おむつ替えが大変な上からかぶるタイプのセーターをもらったりと、あまり実用的ではないベビー服のプレゼントも多めでした。腰が据わるまでは下までボタンで全部開く、前開きタイプが便利です。

帽子・手袋

産院からもらった入院準備リストに帽子と手袋が入っているのにも少し驚きました。こちらでは新生児は帽子をかぶせて手袋をはめるのが通例のようです。綿素材のものと指定がありましたが、Primarkの安価なもので十分でした。帽子&手袋もいただきものが多く、あまり使わないままのものもありました。

ベビー服

素材

病院などのパンフレットには綿100%推奨と書かれているのですが、スペイン人は案外素材にこだわりがない人も多いようです。出産に向けておくるみや毛布もプレゼントされましたが、出産経験のある女性からのプレゼントにも、化学繊維が含まれる素材のものがありました。

赤ちゃんの足とおくるみ

メーカー

ものにも寄りますが、PrimarkやCarrefourの比較的値段の安いおくるみやベビー服のセットは、一度水通ししただけで見事に毛羽立ちました。また、タグが内側についていて、外すとぽっかり穴が開くタイプも多めでした。コスパ重視でベビー服を選ぶと痛い目を見ると学びました。結局、安心して使えたのは日本から送ってもらった服UNIQLOで購入した服、ベビー服専門店から購入した服、Amazonで高評価のパジャマなどでした。

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