妊娠初期については⇒こちら
妊娠中期については⇒こちら
妊婦検診
- 28W1D 検診
- 32W3D 検診と3Dエコー
- 32W4D 百日咳のワクチン接種
- 34W2D laboratorioで血液検査と尿検査
- 35W2D 検診と麻酔科の問診
- 37W0D 検診とGBS(B群溶連菌)検査
- 38W3D 検診
- 39W3D 検診
妊婦検診は、妊娠中期までクリニックで受けていたものとさほど大差はありませんでしたが、10時から麻酔科、11時から産婦人科、というように同じ病院内で行き来して受診することが多かったです。大きな病院なだけあり、待ち時間も含めると毎回の検診にかなり時間がかかることが多かったです。
百日咳(tosferina)のワクチンは1年前にアメリカで三種混合ワクチンをうけていたのですが、妊娠後期に摂取することで胎児に免疫がいくと説明され再度うけました。副反応はありませんでしたが、接種後かなり腕が腫れました。ちなみに、日本では接種は義務化されていないようです。
また、37週以降の正産期に入ると、毎週の検診でNST(ノンストレステスト)を受けました。内診はNSTで前駆陣痛が見られた39週の検診で初めて受け、ドクターが指を入れて触って確かめる検査(tacto)の後、子宮口の開き具合(dilatación)を告げられました。
37週のGBS検査は膣と肛門に綿棒をキュッと入れる検査でした。明るい部屋の診察台でお尻を突き出さなくてはいけませんでしたが、すでに正産期に入っていて、何でも来いと構えていたので恥ずかしさはありませんでした。出産に間に合うのか心配でしたが、割と早めに結果が出ました。
また、病院主催の両親学級にも参加しました。私の病院は1時間×5回と2時間×2回のコースから選べ、夫の仕事の関係で2回コースを選択しました。1回目は出産、新生児育児、授乳についてのお話があり、2回目は妊娠後期についてのお話の後、夫婦でできる陣痛中のポーズ、安産のためのヨガなど、少し体を動かす活動がありました。別で、入院する部屋を見学できる病室ツアーもあったのですが、予約が遅くなり出産予定日に間に合わなかったので断念しました。
ベビー用品の準備
妊娠後期に入ると、ベビー用品の準備に本格的に取りかかりました。この頃からプレゼントでおくるみやベビー服をもらうことが増え、臨月に入るころには双子でもいけるのではないかというくらい物が増えました。また、ベビー服は日本とは仕様やサイズ表記が異なっているため、少しずつ揃えました。お手頃価格のものには水通しをしただけで毛羽立ったものもあり、同じ綿100%でもあまり安いものを買うと痛い目をみると学びました。(ベビー服については⇒こちら)
おむつやおしりふきなどの消耗品は、早めにセールでまとめ買いしておきました。少しお高めですが、一先ず新生児のうちはみんなが勧めるDODOTにしておくことに。サイズ0はスーパーでも取り扱っていないところがありました。
哺乳瓶は子育て中の友人に「母乳育児にも便利」と勧められたMedelaで揃えました。日本でもよく知られたブランドだけあり、使い方やコツを日本語で検索できるのもよかったです。保湿クリームやベビー用ソープは、合う合わないがありそうなので、ある程度調べてから信頼できそうなものを少量で購入しておきました。
入院準備
通常入院バッグ・陣痛バッグと呼ばれる入院準備ですが、スペインではママバッグ・赤ちゃんバッグで分けるのが通常のようです。私の病院では、普通分娩の場合出産当日+2日、帝王切開の場合出産当日+3日が入院期間と言われ、緊急で帝王切開に切り替わっても困らないよう4日分の入院準備をしました。また、スペインでは夫も同室に泊まり込むため、夫の着替えも入れました。基本的には病院の挙げているリストを参考に、スペイン人のYouTubeやブログ、日本人のYouTubeやブログも見ながら用意しました。(入院準備については⇒こちら)
また、心の準備として正産期に入る頃から、YouTubeで無痛分娩や海外出産の出産レポを見たり(妊娠中のおすすめチャンネルについては⇒こちら)、出産を経験した友人と電話したりしてイメトレを重ねました。中にはなかなかヘビーなものもありましたが、お産は一人ひとり全く異なること、どんな出産でも皆命がけで頑張るのだなと感じ、少しずつ気持ちの準備ができたと思います。
乳頭・会陰マッサージ
35週の検診で乳頭・会陰のマッサージを始めていいとドクターに言われ、YouTube動画を参考にお風呂上りにマッサージに励みました。毎日続けると自分でも効果を実感し、その甲斐あってか初産ながら会陰切開も免れました。