ESTAでの入国手続き
3か月未満の旅行など、短期滞在者はESTAで渡米するはずです。私も最初の渡米はESTAで入国しました。
①税関申告書
私の場合DELTAのスタッフさんが教えてくれたので無駄に記入せずにすみましたが、機内で配られる税関申告書はESTAの場合必要ないです。周囲の乗客につられて記入しても、無駄になってしまいます。
②入国審査
「英語が苦手だけど入国審査で質問されたらどうしよう…」と心配はご無用。ESTAで入国の場合、タッチパネルの自動入国審査端末で顔写真や指紋をとってあっという間に手続きできます。最初の画面で日本語表記を選べるので、一言も英語を話さなくていいです。LAXの場合、入国審査場の案内スタッフが雑で分かりにくいですが、自動入国審査端末でレシートを受け取ったら、有人で入国審査をしている列には並ばず、「ESTA!」と叫ばれている方へ直行しましょう。分からなかったらESTAの印刷ページと自動入国審査端末で発行されたレシートを見せつけます。すぐに階下の荷物受け取り上へ降りられるはずです。
③荷物受け取り
JALやANAなど日系の航空会社を利用していれば、荷物受け取り場でも日本語で案内をしてくれるので安心です。放送も日本語で流れてくるし、日本人のスタッフさんも待機しています。荷物を受け取ったら税関へ向かいます。到着便が重なるなど、運が悪いと税関まで長蛇の列になっていますが、隙を見せると普通に割り込んでくる人もいるので要注意です。
④税関
税関では自動入国審査端末で発行されたレシートを渡します。ここでも細かい人に引っかからない限り特に質問はされません。
配偶者ビザでの入国手続き
私が取得したのはO3ビザ。夫のO1ビザに基づく配偶者ビザです。入国手続きはESTAで入国したときよりも複雑でした。
①税関申告書
税関申告書は記入が必要です。飛行機の中で配っているので到着までに書いておきます。
②入国審査
入国審査は自動入国審査端末ではなく、有人の入国審査ブースへ並びます。到着便が重なるとここも長蛇の列ができており、時間がかかります。ちなみにO3ビザで入国した私が聞かれたのは…
- O1ビザ保有者(夫)の就業先
- どこで出会ったか
- いつ結婚したか
- どこで結婚したか
- どれくらい滞在するつもりか
- お土産は何を持ってきたか
入国審査官が真顔でジョークを言うのでいまいちついていけなかったですが、私のサバイバル英語でもなんとかなりました。指紋、顔写真をとられるので指示に従いましょう。
③荷物受け取り
ここからはESTAと同じです。荷物を受け取って税関へ向かいます。ただ、私のときはとにかく混雑しており、やっとImmigrationを通過して荷物を見つけても、そこからさらに荷物受け取り場の壁づたいにずらーっと列ができていました。
④税関
飛行機で記入した税関申告書を渡します。細かいスタッフに当たらない限り、申告書さえ渡せば特に質問もされず一瞬で通過できます。
到着から空港外に出るまでの所要時間
ESTAで入国したときは驚くほどスムーズで、到着から1時間せず到着ロビーに出られました。しかし、配偶者ビザで戻ってきたときは、有人での入国審査だったこと、到着便が重なって非常に混雑していたこともあり、なんと2時間以上足止めを食らいました。迎えに来てもらう場合は、それくらい待たせてしまうかもしれないことも事前に伝えておきましょう。
空港内は無料Wi-Fiが飛んでいるので到着連絡は可能です。ただし、入国審査のあたりでは写メをとったりすると怒られるので注意してください。UberやLyftの配車アプリを利用する方は事前にインストールしておくと良いです。また、2019年10月末からタクシーやUberの乗り場が変更になりました。以前のように出口を出てすぐの位置ではなくなりました。不安な方はインフォメーションで「Ride Service Pick Up」ポイントを聞きましょう。(Union StationまでFly Away Busを利用する方は⇒こちら)