Mercado San Miguel
100年以上の歴史を持つMercado San Miguel(メルカド・サン・ミゲル)は美味しいスペイングルメを満喫できる、活気溢れる市場です。市場自体は日本のスーパーほどのサイズですが、20店舗以上の小さなお店が軒を連ね、毎日産地から仕入れている新鮮な食材を使ったタパスや地ビールを楽しめます。
- 所在地:Plaza de San Miguel, s/n 28005 Madrid
- アクセス:地下鉄Ópera(オペラ駅)から徒歩5分、Puerta del Sol(ソル駅)から徒歩6分
- 営業時間:月曜日~木曜日及び日曜日10時から24時、金曜日・土曜日及び祭日10時から13時(クリスマスや年末年始は公式ホームページ参照)
サン・ミゲル市場の様子
サンミゲル市場はマドリードの有名観光地の一つでもあります。そのため、動画サイトにたくさん現地レポートがアップされています。私も訪れる前にしっかり予習してイメージをつかんでいました。
市場に足を踏み入れると、色とりどりのタパスが出迎えてくれます。すぐにカメラを構えたくなる鮮やかさです。ただ、市場自体は予想より小さめでした。おかげでスムーズに全店舗見て回り、食べたいものを選ぶことができました。私が訪れたのは平日の午前中でしたが、アジアからの観光客も多く英語対応のお店もありました。
市場の中心にはハイテーブルが並んだイートインスペースもあります。オフシーズンの冬だったので、少し待てば腰かけることができましたが、混雑時には座る場所をなかなか確保できないのではないかと思います。市場は吹き抜けではなく暖房もあるので、食べている間は上着を脱いでも大丈夫というくらいのあたたかさでした。
イベリコ豚の生ハム
ここからはサンミゲル市場で実際に食したものを紹介します。サンミゲル市場に来たら是非試してほしいのがイベリコ豚の生ハム。約14€というなかなかのお値段ですが、箸休めのようなスナックもついてきます。口の中でとろける良質の脂身。濃い味でお酒も進みます。夫と2人でパクパク、あっという間にたいらげました。
食べ応えのあるエンパナーダ
夫は2つのEmpanada(エンパナーダ)を試しました。サクサクの生地にお肉がギュッと詰まった食べ応えのあるペイストリーです。Rabo de Toro(ラボ・デ・トロ)という雄牛のしっぽと Chorizo(チョリソー)をいただきました。どちらも具がたっぷり詰まっていて美味しかったです。小腹が空いている方、お酒と一緒にしっかりめに食べたい方におすすめです。
VERMUTS(ベルムン)
VERMUTS(ベルムン)というお酒にも挑戦しました。飲んだら即効体があたたまる度数の高いお酒です。お味は例えるならばイソジン。珍しいものを試した!とネタにはなりそうですが、2回目はないかなと思います。笑
感想
マドリードに住む地元民にとってのサンミゲル市場は、ちょっと割高であまり足を運ばない場所のようですが、深夜まで開ているので飲みに出かけたり、観光にきた友人を連れて行ったりするんだとか。観光客として訪れた私にとっては、美味しいスパニッシュフードをあれこれ試せるおしゃれな市場でした。